ごめんなさい。
なんだかこのタイトルだと、ライター業を結構しっかりやってましたみたいな雰囲気でてますけど、全然やってないです。
クラウドソーシングサイトで受注したキュレーションメディアの記事作成を10件ほどやってみただけです。
とりあえず1ヶ月やってみて、
私はクラウドソーシングの利用をやめました。
文章を書く仕事にぼんやりと興味のある人が
クラウドソーシングを利用して感じたことを
正直に書いていきますね。
なぜクラウドソーシングでライティングの仕事をはじめたのか
文字を書くという仕事、ライター業に憧れがあっていろいろ調べてたんです。
ライターとして初めて仕事をするときに
クラウドソーシングで未経験者でも受注できる仕事をさがす
という方法が一般的だと言っている人が多かったので試しにやってみました。
時給換算57円…初心者でもできるライティングのお仕事
初心者・未経験者歓迎!というようなライティング業務はとにかく報酬が
ゲロ安です。
2,000字で300円とか。
これって、一般的なライターさんが平均1時間で2,000字書けるみたいなので
初心者だったら最低でも倍はかかるじゃないですか。
そしたら2時間で2,000字。時給150円です。
ただこれは一概に悪いとも言えないです。
なんせこちらも初心者中の初心者なので
「自分が書いた文章にビジネスとしてお金なんていただいちゃってもいいの……?
本当に本当に、マジで初心者なんだけど?本当にいいわけ…?」
っていうだいぶおびえた姿勢で受注しますので
「ぶっちゃけ報酬はどうでもいいから、この私めに
どうぞライティング業務なるものを
経験させてやってくださいいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ………」
と地面に擦り付ける勢いで頭を下げている状態なわけです。
そういうときにこのゲロ安報酬はだいぶ心のプレッシャーを弱めてくれました。
実際、1番最初受注した仕事内容は
・テストライティング+3記事で報酬額が800円(1記事200円)
・文字数が1,000字以上、画像5枚
という内容でした。
テストライティングで先方からOKをもらえれば、残り3記事納品します。
記事の作成方法としては、ネット情報をうまく集めて
媒体のテイストにあわせてまとめあげるやり方です。
ただ、コピペには非常に厳しいです。
どの媒体もそこを1番厳しくチェックしていました。
同様の内容を取り扱いながら、オリジナルの文章に書き直さなければならないので
地味に時間がかかります。
私は、1,000字のテストライティングに3時間半もかかりました。
媒体ごとの文章作成のルールがあるので、それを逐一確認しながら、
文章に適したフリー画像を検索しながら、ネタを収集しながら…
と初めての作業におたおたしながら仕上げました。
3時間半で200円。時給換算すると約57円。
4つめの原稿では、多少慣れたとはいえ2時間もかかりました。
この単価で週に10記事ほど納品してほしいという継続案件だったので、さすがに辛いと思い、お断りさせていただきました。
そのあとは、少しずつ報酬額を上げながらライティング業務の仕事を受注していきました。
すべてがまとめサイトへの掲載でしたね。
NAVERまとめやMERYなどのタイトル作成や構成を参考にしながら書いていました。
受注した仕事の中で1番報酬額が高かったのは、2,000字2,000円の案件でした。
(初心者案件だと、この額は良い単価だと思います)
初心者でもできるライティング業務だけじゃ文章力はつかない
初心者でもできる案件って、結局テーマに沿ったネットの情報を集めて
それをまとめるだけなんです。
また報酬額が低いため、簡単なマニュアルは渡されますが、タイトルや文章に関しての修正や指摘がほとんどありません。
マニュアルのルールに反している場合は指摘が入りますが、こういう文章にしたほうがいいとか逆によくないとかいうアドバイス的な戻しは一切ありませんでした。
なので、1つの記事としてのおおまかな構成やライティングの基本的なルールは学べますが、それは10記事くらいこなせば十分なので、それ以上こなしても得るものはないです。
ここで言っているのは、初心者でもできる単価の低い案件のことです。ほんとに5〜10記事くらい書けばすぐに要領をつかめて、あとはこなし業務になっていくと思います。
クラウドソーシング利用をやめたわけ
初心者用のライティング業務で、基本ルールを学び
レベルをあげた仕事に繋げることができれば実力もつくのだと思います。
ただ、クライアントがいる限り自分の好きなようなテーマ・文体では書けないし
文章スキルを磨くことが目的なら、自分のブログを使って試行錯誤していくほうが楽しそうだなと感じ、私はクラウドソーシングの利用をやめました。
いろいろ言いつつ、一度は利用してみるのをおすすめします
最後にあれですけど、
ライターの仕事に興味ある人は、一度経験してみることをおすすめします。
自分が書いた文章(情報をまとめただけだとしても)にお金が払われたときは
ちょっと興奮します。
ライター業初体験にはもってこいなので、まず利用してみれば
自分の中で「文章を書く仕事」に対しての考え方が明確になると思います。