面接日程メールのやり取りがスムーズにいかないという理由だけで不採用にすることがあります。
老舗の焼肉屋に嫁ぎ、採用面接をしてきて3年。
まだ3年ですが、大分いろいろな事を学びました。
痛い目にもたくさんあいました。
多くのことを学んだことの中で1つ言えることは、
「面接までのメールのやり取りがスムーズにできない人は仕事もできない」
理由としては
1.何度もメールを往復しないと面接日程も決められない「効率」の悪さ
2.相手にわずらわしいと思わせる「コミュニケーション力」の低さ
3.無駄なやりとりをしてしまう「時間意識」の低さ
この3つを感じさせるからです。
メールのやり取りがスムーズな人が必ずしも仕事ができるわけではないですが、メールのやり取りがスムーズでない人は仕事ができない人が多いです。
「スムーズなメールのやりとりって何?」って感じですが、面接日時を決める簡単なメールのやりとりのことです。
スムーズな場合は
私「この度はアルバイトスタッフのご応募ありがとうございました。
〜〜〜〜〜〜〜〜
○曜日以外で、13時以降に15分ほどお時間とれる日程はございますか?」相手「では、○日の○時にお伺いしてもよろしいですか?」
私「〜面接詳細〜それでは、お待ちしています。」
相手「了解しました。」
上記のようなやりとりで、お互いに2通程度で終わる話なんです。
スムーズでなかった例はこんな感じ。
私「〜〜〜〜面接ができる日程はございますか?」
相手「清掃の仕事がしたいのですが、勤務時間は何時間ですか?」
→まあ、仕事の条件先に知りたいよね。しっかり説明しよう。
私「〜〜仕事内容の条件説明〜〜これらの内容で大丈夫でしたら、ぜひ面接をさせていただきたく存じます。〜〜〜〜〜〜面接ができる日程はございますか?」
相手「それだと、土曜日のみになってしまうのですが。」
私「承知いたしました。土曜日のみ出勤が可能であれば〜〜〜〜〜〜〜。
それでもよろしければ面接をさせていただきたいのですが、
〜〜〜〜〜〜〜面接ができる日程はございますか?」相手「勤務時間は何時間ですか?土曜日1日ですか?」
→ねえー、それさっきの仕事内容の条件説明で書いたよー私「前回のメールに記載した通りで、〜〜〜〜〜〜〜〜。」
相手「わかりました。○時間勤務ということですね。
面接は13時以降なら何時でもいいのですか?」私「そうです。いつの何時からご希望でしょうか。
※○日以外でお願いします。」
→私、ここらで大分イラついている。相手「土曜日の何時から勤務可能ですか?できるだけ早く仕事を終わらせて、残りの時間は家族と過ごしたいのですが。」
→勤務時間は何時からもOKって前のメールに書いてるだろー!!!!私「○時までに終わらせられるのであれば、出勤時間は何時からでも構いません。朝の6時からでも、お昼からでも大丈夫です。」
相手「わかりました。面接ですが、夜遅くか土曜日しか都合がつかないのですが、大丈夫でしょうか?」
→やっと面接の日程が決まるわ…私「では、○日土曜日の15時に○○店へこれますでしょうか?
面接場所の住所は〜〜で、持参物は〜〜〜です。」相手「ちょっと難しいです。早い時間なら大丈夫なのですが。」
・・・・・・・・・・
ポキっ。(心、折れる)
・・・・・・・・・・私「申し訳ありません。
先に面接をさせていただいた方に入社していただくことに決まりました。
いろいろやりとりをさせて頂いておりましたが、面接を見送りさせていただければと存じます。
わざわざご連絡いただきましたのに申し訳ありません。
また機会がありましたら、どうぞよろしくお願いします。」
もうこれは途中で心おれて、お断りメールをいれました。
この時点でお互い7通もメールを送ってます。
なのに、面接日程が決まってないんです。
かなりしんどかったですね。
昔は人が足りなくて必死だったので、来るもの拒まずでこんな方でも大歓迎で入社してもらっていましたが、いろんな意味で問題ありの人がほとんどでした。
飲食店のスタッフ採用は、本当にサイクルが早いので、3桁レベルの人数を面接していると傾向がつかめてきます。
最近このメールのやりとりが本当に辛かったので、1つの例として出してみました。
人材採用って本当に難しいです。
※noteで”2016/03/22 12:03″に書いたものの転記 :)