習慣力身につけて、成功したい人は必読の本『自分を変える1つの習慣』




 

私は熱しやすく冷めやすい、というか飽きやすい三日坊主の典型のような人間で、

でも、継続できない性格を直したい気持ちは人一倍あるので、習慣に関する本は読み漁ってます。

その中でめちゃんこ自分に響いたおすすめの本がこれ。

『自分を変える1つの習慣』ロリー・バーデン

年商数百万ドルのサウスウェスタン・コンサルティング社の共同設立者であるロリー・バーデンさんが書いた本です。

青少年の教育プログラム向けのチャリティ資金を調達するために、世界トップ10の高層ビルを含む、世界各地のさまざまなビルの階段を登るという「テイク・ザ・ステア・ワールドツアー」と呼ばれる社会運動を率いていて、「階段を使え!成功とは、したくないことをすること」というプログラムを通じて若者に行動を呼びかけているそうです。

うん、なんだかよくわからんけど、陽気な性格と魅力的な話ぶりの変わったおっちゃんだけど、とにかくすごい人なんだそう。

「大切だとわかってはいるが、したくないと感じていること」をどうすれば実行できるようになるかが書かれてます。

そしてこの著者が気づいた最も重要な一つの心理が

「成功者とは、目標を達成するために、面倒くさいことや気が進まないことでも、我慢して実行できる人である」

ぬあああああ、耳が痛い…!!でも、聞きたい!どうすれば実行できるんやー!

という人は、まじで読んでみて欲しい。

こっからは、備忘録として私の胸に刺さった言葉をバーっと箇条書きでシェア。

 

【1つの習慣(習慣の力)】の7つの法則

1 犠牲ーパラドックスの法則(「小さな選択」の積み重ねことが成功を呼ぶ)

2 決意ー先行投資の法則(いまいる場所で全力を出し続ける)

3 集中ー拡大の法則(「思考の集中」をコントロールする)

4 言葉ー創造の法則(思考を現実化する言葉の使い方)

5 計画ー収穫の法則(適切なタイミングに2倍の努力をする)

6 信念ー長期的視点の法則(長い目で見れば失敗はプラスに変わる)

7 行動ー振り子の法則(「何をなすべきか」は知っている。行動に移さないだけ)

気合が入ってるときだけ「やるぞ!」と決意するんじゃなく、毎日決意して、毎日行動しろ

・つまり、「ジムでエクササイズすること」よりも、「ジムに行くと決意して、自宅の快適なソファーから立ち上がること」の方が難しく、重要なのです。

・本当に労力を注ぐべきなのは、自ら下した判断を正しいものにするための行動をし続けることなのです。

・それまで、ずっと努力してきたことを諦めて、「目新しい何か(仕事や人間関係、エクササイズ計画、道具、住む場所)」に飛びついて最初からやり直したとしても、そのような安直な心構えでは、結局は、同じくらい大変なターニング・ポイントに差し掛かったときに、また同じように途中で諦めてしまうことになるでしょう。

・成功者は、「本当にこの道を進み続けるべきだろうか?」ではなく、「どうすればこの苦境を乗り越えられるだろうか?」を考えようとします。

・あなたがいま人生のターニング・ポイントにいて、本当に変化を起こしたいのなら、「いますぐ行動」しなければなりません。その目標に向かってできるかぎりの時間と労力を投じ、「もう途中で諦めるわけにはいかないという状況」をつくりだすのです。

・「目標を必ず達成する」という決意を固めずに、「まだ確信がもてない」という状態のままでいることは、停滞ではなく、後退です。

もう頭もげそうなくらい全力で同意したいのが、

「ジムでエクササイズすること」よりも「ジムに行くと決意して、自宅の快適なソファーから立ち上がること」の方が難しく、重要ってやつ。

もうなんでもそうだけど、例えば勉強も一旦無理矢理でも机の前に座って、本を開けば自然とペンが進むし、掃除とかもまじでやりたくないけど、しょうがないから皿洗いしたらどんどん乗ってきてシンクまで磨き上げちゃったりしちゃうことあるじゃないですか。

でもその手をつけるまでが一番難関なんですよね。ほんとに。

この記事もね、今日は結構疲れてて全然やる気なかったけど、無理矢理PC開いてキーボード打ってたら今乗ってきてます。

そういうもんですな。

 

人生で成功できるかどうかは、誰も見ていないところで「正しい行い」ができるかどうか

成功者は「他の人がしたがらないこと」をします。そしてだからこそ、彼らは並外れた結果を出しているのです。

・理由はわかりません。しかし間違いなくそれが「人生の摂理」なのです。

いや、これは本当にそうで、一般の人と同じことをして成功者にはなれないわけです。

この摂理を読んで思い出したのが、社会的に成功者と呼べる知人の女性。

飲食店のトイレ使用後に、洗面台を自分のタオルでふきあげているのを見たときに心底驚きました。

聞いたら、何年も習慣として行なっているみたいです。

もうなんというか、そもそもの人間力が違うなって思って、本当に尊敬の念が増しましたね。

 

【5つの基本領域(ファンダメンタル・ファイブ)】

【1信念】ー毎朝10分間、精神の糧になるような書物を読むことから1日を始めます。同じく、週に一度は、心が安らぎ、豊かな気持ちになれる場所を訪れるようにします。

【2家族】ー週に一度、平日の夜に、配偶者または子どもを2人きりで過ごすようにします。家族が多い場合(たとえば、妻と子ども3人)は、ひとりにつき月に一度の割合になりますがそれでもかまいません(成功者の多くは、水曜日をこの日に当てています)

【3運動】ー毎日、簡単な運動をします(腕立て伏せ30回、腹筋100回など)。また、週3回、1回30分の有酸素運動をします

【4仕事】ー必要に応じて、毎週、平日の夜1日(本格的な収穫期が来ることが事前にわかっている場合は2日)、仕事に集中して取り組みます。また、仕事が忙しくない場合は、平日の夜1日を個人的な趣味の時間に費やしてもよいでしょう

【5ファイナンス】ー毎週日曜日の夜、現在の自分の収支状態をすべて確認します

このように、人生の重要領域の活動に費やす時間を事前に計画して確保しておくことで、場当たり的に行動するよりも、良い結果を得ることができます。

これらの5領域の活動を実践したとしても、必要な時間は週10時間以下ですみます。これだけの時間で、あなたの人生は格段に充実したものになるのです。

・「人間の意欲が、いかに気まぐれで刹那的か」を自覚していないのです。

作家のアルバート・グレイは1940年にこう書いています。

「今日立てた誓いは、翌日に再び立てなければならない」。

・自分自身をがっかりさせるようなことをするのにはたいした抵抗は感じなくても、大切な人をがっかりさせるのは絶対に避けたいと感じます。

こんな感じでいろいろ書いてあるのですが、この本はただ三日坊主を克服して、継続できる人間になるための方法が書かれているわけではなくて、「習慣の力(セルフ・コントロール)」の能力を身につけて、成功者のマインドを理解し、人生を変えようってなことを言ってます。

習慣力と成功者の関係性に興味ある方は、必読です。

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