子どもをどう育てるかより、親自身の成長に力をそそげ。




自戒を込めてでっせ

双子含めた3姉妹育ててます、どうもボンベイです。

双子が2歳になるくらいまでは、毎日ただ生きることに必死で「死なせない育児」をやってきました。

この造語には、子どもはもちろんのこと、親の心を身体を死なせないという意味が含まれています。
子どもと親の「心」も死なせないってのがミソです。

そういう信念で、自分なりの子育てについての考え方を約2年くらい発信してきて書籍も出版させていただきました。(『家事なんて適当でいい!(KADOKAWA出版)』)

自分なりに育児について真剣に向き合ってきたと自負しているのですが

考えれば考えるほど、「子どもをどう育てるかより、親自身の成長に力を注ぐべき」なんじゃないかと思えるのです。

子どもは親がつくった環境で育つ

これは教育系に偏った本たち

育児書も最低100冊以上読み漁ってきました。

共通して言っていることは

とりあえず子の好きなようにやらせてみろ。
干渉しすぎずに見守りながら、子の興味・好きのサインを逃さず
その才能をどう伸ばせるか
親がしっかり考えて学べ。
子の特徴・良い面がのびのび育つように環境を整えろ。

だと理解しました。

イメージとしては、
上から親が教育してやるような上下関係を築くのではなく、
自由の意味を履き違えて野放しにするのではなく、

「安心して暴れてこい。
どんな選択をしても対応できる環境だけは用意してあるからな。」

と縁の下からガッツリと支えながら愛情をしこたま注いでいく感じ。

少し抽象的な結論ではあるんですが、ここで大切なのが、
子どもは親が作った環境で育つということ。

どんなにいい学校や塾に行ったとしても、どんなに素敵な友人やパートナーに恵まれてとしても、生まれ育った環境、親の影響力は絶大。

良い意味でも、悪い意味でも。

親が偏見にまみれた考え方だと、子にも偏見・差別思考が生まれてしまうし、


親の支配欲が強くて子を自分の思い通りにコントロールしてしまうと、言われたことをこなすだけで自分の頭で考えることができない子に育ってしまうし、


親が変化を嫌う保守的な生き方をしていると、挑戦して失敗することが恐くてできない子になってしまう、かもしれない。

もちろん反面教師にできる子もいるかもしれないけど、

それは運よく気付きのチャンスがあったからであって、
基本的には親の考え方や生き方というのは子にダイレクトに影響するのではないかと思っている。

子が育つ環境が親次第なのであれば、
子をどう育てるかよりも、
先に環境を作りあげる親である己を成長させてあげた方が効率的だし、
本質的だと気づいたのです。

どうせ子どもは親の思う通りには成長しないだろうし、
それならできるだけポジティブな影響をガンガン浴びせた環境の中で、
自分なりの価値観や生き方を模索していって欲しい。

親の背中をみて育つというのは、こういうことだと思うのだ。

だから私は常に自分に言い聞かせる。

子どもをどう育てるかより、親自身の成長に力をそそげ。

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